後藤真希「今にきっと…In My LIFE」シングルV

chori2006-02-02

PV観て驚いた。自分はこの曲をず〜っと大絶賛しているわけですけど、CD聴いて感じていたイメージにさらにプラスして、力強さとかっこよさが全面に出てきている。このあたり、後藤真希の真骨頂発揮というところなのだが、右上の写真の表情を見てほしい。ごっちんがこのような表情をちらちらと見せだしたのは、私の記憶する限り、後藤真希コンサートツアー2005秋〜はたち〜からだったのではないかと思う。もっとも実際のコンサート会場でそれに気づくことはできなかったんだけど、1月に発売された「はたち」のライブDVDで、ごっちんはそんな表情をみせてくれているのだ。勿論これまでメイキングなどでみられるようないわゆる変顔というのはあったけれど、でも、こうしてライブDVDやPV自体でこんな表情をみせたのはこれが初めてなんじゃないだろうか(違うかもしれないけど)?「19歳のひとり言」で、高音になる部分で何度かごっちんは鼻をくしゃとしかめた表情をみせ、フェイクの部分をオリジナルの楽曲とはまったく違った歌いまわしで表現していたのだ。そのあたりのことは、ライブDVDの感想としてid:chori:20060120に書いたけれど、この時、自分はその様子をただこんなふうだったとなぞるだけで終わってしまった。ところが、id:altonさんがその歌唱について次のような書かれていたのですっかり感心してしまった。

まずは「19歳のひとり言」に度胆を抜かれる。なんと攻撃的な歌唱か。「攻撃的」は言い過ぎかもしれないが、すごく「攻めて」くるアグレッシブな歌だ。一瞬たりとも聴き逃せない・見逃せない歌。バラードを聴いて、こんなことを思わされたのは初めてだ。特に間奏でのフェイク。20歳のアイドルが、いつ・どこで・どうやってあんなソウルフルでブルージーな節回しを身につけたのか、不思議でならない。多少、過剰な気がしないでもないが、「つんく歌唱」からはとんでもなく遠いところに来てしまった塩辛いボーカルに、全身が吸い寄せられる。(「ラグナムパイザ」id:alton:20060120)

「攻撃的」か〜!なるほど〜!さすがだ〜!
そう、その「攻撃性」ね、それが今回の「今にきっと…In My LIFE」のPVにも見え隠れしてると思うのだ。「今にみててよ〜」の部分はあくまでもポップに弾ける笑顔が印象的なんだけど、実はその部分でごっちんは結構マジな表情をふっとみせて、「攻撃的」にこちらに迫ってくるのだ。今回のPV及び、close up versionでのごっちんは実に堂々としている。他のPVが堂々としてないというわけではないよ。でも、例えば「スクランブル」のclose up versionではカメラの前ではにかんでいた照れ屋の彼女が、ここでは実に頼もしく見える。何か強い決意を秘めているようにも見えるし、あたかも見るものに“挑戦”しているかのようにも見える。なんとも力強いかっこよさを漂わせているのだ。私はそこに後藤真希の成長と新しい可能性を見出さずにはいられない。勿論、すぐにまたごっちんは最高の笑顔に戻って、リズムをとらずにはいられないっていう感じではずんで跳んで、観てるものをすっかり幸福にしてくれるんだけど。


いい顔してるね〜!


もしや、甥っ子さんと一緒に「少年ジャンプ」を読んでこの漫画に影響されたんじゃ〜ないだろうね(笑)