後藤真希VSつんく♂

「CDデーター」にごっちんのインタビューが載っていたので購入。7月6日発売の新曲「スッピンと涙。」について、こんな発言がありました。「ここ最近バラードが続いている印象があったので、最初に聴いた時は、バラードだったことに少し驚きました」。これはちょうど、「原色GAL派手にいくべ!」リリース当時と真逆の発言といっていいでしょう。「後藤真希クロニクル1999-2004」で著者の能地さんの「当時、ここまでの流れから予想して、"そろそろオトナっぽいバラードがあるんじゃないか、うひひひ”なぁんて話をしてたんですよね」という質問に後藤さんは「そうそう。想像していただ・け・に!どひゃ〜っ、ビックリ!みたいな」と応えています。
どうも、私には、つんく♂が、後藤真希の予想の裏をいくことに楽しみをみいだしているような気がしてなりません。例えていえば、後藤真希がバッターボックスに立つ打者だとしたら、つんく♂はその後ろに構えるキャッチャーです。後藤が、う〜む、次の球は、直球が続いていたから、絶対スローボールに違いないと構えていると、後ろのつんく♂は、「ふふ、その裏をいったるで〜」と、再び、内角をつく早い球をピッチャーに要求、後藤はのけぞらされます。そして、何球か変化球が投げられたあと、それをファールで逃れた後藤は変化球が続いているから、次の勝負球は、直球に違いないとやまをはっています。しかし、つんく♂は、「甘いな〜、ここで変化球が続くとは思わへんやろからあえて続けんで〜」と、サインを送り、うなずいたピッチャーはふりかぶって第13球を投げました!
後藤真希をうちとろうとしてどうすんねん、つんく♂!と激しく思わなくもないですが、「おっと、後藤真希、打った〜、大きい、大きい、センター、バックバック、見送った〜はいった〜ホ〜〜ムラン!!!!」という結果が出るのを楽しみに7月6日を待っております!