「映画バカ一代」VOL.8がついに発行

ついについに“世界で一番笑える映画雑誌”「映画バカ一代」の最新号が出ました(といっても5月の始めには発行されていたのですが)!今回は、2003年映画ベストテンと2004年映画ベスト10が後ろから前から読めるベスト10特集号で、かつ映画バカのみならず、映画と同時に映画館を愛する映画館バカたちの真骨頂ともいえる作りになっています。とりわけ、内屋敷編集長の「映画バカの地味な冒険記録」という、「レオン」完全版を見るために、神戸から西脇市の映画館まで出かけたことにまつわるエッセイは手に汗握るナイスなドキュメンタリーになっています。自分も昔18年も神戸の住人だったので、よくわかりますが、その18年間西脇市に行ったことは一度もありません。姫路ですら、遠い小旅行のような印象がありますから、西脇市に映画を見に行くという発想は一度も起きませんでした。兵庫県は広いのです。でも、途中で上映時間に到底間に合わないという状況に陥りながらもそれを貫徹してしまう編集長。そこに溢れる映画愛に自分はぐっときてしまいました。決して、そんなセンチメンタルな書き方ではなく、相変わらず笑える楽しい語り口なのですが、自分も昔は、「翔んだカップル」という相米監督、薬師丸ひろこ主演の映画が上映されると聞けば、京都へ、尼崎へ、と飛んでいっていた日々が懐かしく思い出されたのでした。よし、もっと映画館で映画を観るぞ!と思わずにはいられません。
また、「プロジェクトA-47」というとんでもない企画が進行していて、これは全国47都道府県全ての県の映画館を日記にのせるぞ計画という壮大なもので、今号には、提唱者の加藤氏が松山、高松、神戸、岡山、岐阜、新潟の映画館日記を発表されています。す、凄いわ〜。
ほかには、「ソドムの市」の東京〜名古屋トークショー完全収録もあり。ベスト10には私も編集長の御好意で参加させていただいております。そこで、無理やり後藤真希の名前を出し、編集長さまのご好意で、ごっちんの似顔絵まで描かせてもらっています(笑)
興味のあるかたは、 http://www.geocities.jp/e_baka1/ まで!