宮部みゆきの「魔術はささやく」を捜していたら、なぜか何処にもない。「龍は眠る」「我らが隣人の犯罪」も一緒にないので、まとまっていくつにもちらばっている本棚のどこかにあるはずなんだけど。そのかわりに買ったばかりなのにすぐに行方不明になっていた阿部和重の「アメリカの夜」が見つかって、昔買ったまま読まずにおいて存在も忘れていた高村薫の「黄金を抱いて飛べ」がみつかった。でもう宮部作品の探索は諦めて、二つを同時に読みはじめて、「黄金〜」の方は読了。これ滅茶苦茶面白いですね。舞台が大阪で、しかも吹田とか、中ノ島とか、凄く馴染みの深いところが一杯出てくるので、無償に舞台探訪がしたくなりました。それにしても、本が多すぎ。でっかい本棚がほしい!