「文藝」2004年夏号:特集阿部和重

阿部氏が「文学界」に続いて、後藤真希に言及しているという情報をもらったので、買ってみた。“とりわけ後藤真希という存在は,『アメリカの夜』の9・23問題とも深く絡んでくるので、特別な影響を受けましたね”という言葉が出てくるが、そのインタビューでは、それ以上はつっこまれず、宝塚歌劇や、タッキーのミュージカルに話が進んでいく。また別ページには、対談相手に“こんな身近にすまさなくてもアイドルとか女優とかと対談すりゃあいいじゃんと思ったよ”と言われて、阿部氏は、“言っとくけど、上戸彩とテニスしたいって言ったんだけど、相手にしてもらえなかったんだよ”と答えている。阿部氏が来年の大河ドラマを見ることは間違いなさそうです。