2003年洋画ベスト10

なんだかんだで、洋画は新作44本を観ました。
猟奇的な彼女
藍色夏恋
アダプテーション
パンチドランク・ラブ
ラストサムライ
ボウリング・フォー・コロンバイン
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
アバウト・シュミット
恋は邪魔者
インファナル・アフェア
韓国、台湾映画がそれぞれ、一位、二位、香港映画が十位に。中国映画「HERO」も、チャン・ツィイーが、もっと活躍していたらベストテン入りは確実だったんだけど。来年公開予定の「MUSA」とチャン・イーモウの新作に期待することにしよう。①は、劇場で2回、DVDで1回、サントラも買った。ラブコメの王道といった作品で日本の漫画を彷彿させるけれど、メロドラマの典型のようなすれ違いを多用した作りなど、観れば観るほど、巧みな構成に仕上がっている。そして、なんといっても主演の二人の魅力が尋常でない。女は逞しく(この字覚えたよ!)、男は限りなく優しくあるべきなのだよ。多分。 ②思春期の少年少女たちのその時、その瞬間の生命のきらめきが眩しくてせつなくてたまらない愛すべき一篇。チェン・ボーリンは台湾の妻夫木聡か!? ③感想はこちらをこちらをご覧下さい。 ④12月26日の日記をご覧下さい。 ⑤今年は観た映画については全て絶対に感想を書きとめておくというのを自分の課題にしたんだけど、この映画だけはまだ感想書いてません。ロングランになりそうなので、正月休みの課題ということで。⑥2人の高校生が自分の通う学校コロンバイン高校で銃を乱射し、学生教員あわせて死者15人、重傷者23名を出した事件を発端にアメリ銃社会について考察していくマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。なぜ、アメリカでは他国に比べて銃への依存が強いのかという疑問はやがてアメリカの国民に植え付けられた「恐怖」の思想が原因であることが明かされていき、その過程がもうめちゃくちゃ面白い! ⑦スピルバーグ作品、ディカプリオ主演のハイセンスで洒落たスター映画だが、少年のせつない願いと孤独が描かれていて泣ける! ⑧こんな老人いるよな〜。ジャック・ニコルスン扮する定年後のシュミット氏をシビアな目でみつめた作品、いろいろと考えさせられます。 ⑨感想はこちらをご覧下さい。 ⑩アンディ・ラウトニー・レオンが最高にかっこいい! 男の美学を描いたアクションものはやっぱり香港映画に限る! 洗練されたカット割りなど、香港映画の成熟度を感じた。
邦画部門は、正月あけにでも。今年の更新はこれでおしまい。みていただいたみなさんどうもありがとうございました。良いお年を。