映画

ごっちん活動再開と映画雑誌「ジャッピー!」

ごっちんがエイベックスに移籍して活動再開という嬉しいニュースがはいってきていたのに、なかなか更新できなかったのは、また懲りずにミニコミ誌などをつくっているせいなのだ。「ファンが語る99の後藤真希」から約四年。4〜5年の周期でこういうことを無…

久々にゴダールの60年代の映画を

十三の第七藝術劇場で開催されている「BOW 30th 映画祭 in OSAKA」にてゴダールの「ウイークエンド」を観る。この作品はかれこれ20年以上前にどういう上映形式だったかすっかりわすれてしまったけれど(ビデオでなくフィルム上映で観たのは確か)観たことが…

今年映画館で観た全映画リスト2006年版

●洋画20本 キングコング(id:chori:20060113) 女は男の未来だ フライトプラン(id:chorisuke:20060224) クラッシュ ブロークバック・マウンテン ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 ミュンヘン(id:chorisuke:20060315) リトル・ランナー(id:chorisuke:20…

映画雑談(第二回)『虹の女神』『幸せのスイッチ』

(出席者:chori=当サイト管理人。 chorisuke=謎のヴェールに包まれている←ごめん、また真似した。 ネタバレしております。ご注意ください。) chori:「第一回『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』」に続き、第二回とまいりましょう。 chorisuke:ではま…

映画雑談(第1回)『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』

(出席者:chori=当サイト管理人。 chorisuke=謎のヴェールに包まれている←ごめん、真似した ネタバレしております。ご注意ください。) chori:まずは私はもろに’80年代のテレビドラマ「スケバン刑事Ⅱ少女鉄火面伝説」にリアルにはまっていた人間なんですけ…

「スタジオパークからこんにちは」(NHK総合9月20日放送)ゲストに西島秀俊 書き起こし

(これはもう一つの方のサイトにのっけようと思ったのだが、ここは前から゛西島秀俊隠れファンサイト”であることを公言してるので、こっちに載せてみた。隠れ、は、サイト紹介のところに名前が出てないという、それだけの意味です 笑) 〔MC:有働由美子・…

8月に観た三本の映画について、とりとめもなく書く。

●「ハチミツとクローバー」 「なんで絵を描くのか」という問いに蒼井優が「描かずにはいられないから」と答えるのを観て、その純真さに心を打たれると同時に、己の汚れきった様を恥じたりもしたのだが、映画「ハチミツとクローバー」は、そんなふうに眩しい…

関西の映画ファンの皆さん、本日から「シネマダイスキ」第67集スタートですよ〜

よみうりテレビの名物番組「シネマダイスキ」の第67集は「おもろいやん!大阪芸大の力」ということで、大阪芸大出身の監督の作品が連日放送されます。 (スケジュール) 2006年7月25日(火) 26:13〜 「ハッシュ!」 監督:橋口亮輔 1981年映像学科入学 7月2…

「タイヨウのうた」

観ようによってはシンガーソングライターYUIの壮大なプロモーションビデオともいえるかもしれない。実際、自分はこの主人公を雨音薫とは観ずにYUIと思って観ていたし、ここで流れる楽曲は雨音薫作というよりYUIの作品だと思って聴いていた。と、いささか意地…

「初恋」

最近観た映画:「ウオーク・ザ・ライン」「ブロークン・フラワーズ」「雪に願うこと」「嫌われ松子の一生」「初恋」「タイヨウのうた」。う〜ん、あと何か観たっけ? 感想書こうと思うと寝てしまう。今日はなんとしても「初恋」について書くぞ〜! 宮崎あお…

「GOAL! STEP.1 イングランド・プレミアリーグの誓い」

フットボール(サッカー)をモチーフにした作品は結構制作されているけれど、実際、プロのフットボールの世界を選手側から描いた劇映画はあまりなかったように思う。記憶する限りでは、FIFAワールドカップフランス大会が終わって間もないころ、関西テレ…

川崎真弘さん死去。

5月6日に亡くなられたんだそうです。1995年松竹映画『RAMPO』、2000年角川映画『金融腐蝕列島 呪縛』で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞されるなど、映画、TVなどで活躍されていました。 私にとっては、原田眞人監督の「バウンスkoGALS」の音楽が非常に印…

「小さき勇者たち GAMERA」(ネタバレしてます。これからごらんになる方はご注意ください)

私は平成ガメラシリーズが大好きなんです。なもんだから、初めてこの「小さき勇者たち GAMERA」の予告編を観た時に、そのお子様映画ぶりにかなり落胆してしまいました。またなんで子どもの方に戻しちゃうのかと。でも、夏帆ちゃんが出ているってことで…

「ラストデイズ」

遅ればせながら、吉澤ひとみさん、お誕生日おめでとうございます! え〜っと、吉澤さんが最近ニルヴァーナを聴いていると知り、ガス・ヴァン・サント監督の映画「ラストデイズ」を観にいってきました。 「ニルヴァーナ」のボーカリストであり、1994年に自ら…

「ギミー・ヘブン」

URL: http://www.gimmy-heaven.com/ 江口洋介、安藤政信、宮崎あおい、松田龍平 鳥肌実 小島聖が出演してるんですけども。多分、今年のワーストワンになりそうです。というより、ここ数年のワーストワンに。今思うのは、なぜ、こんなに豪華キャストがなりた…

「輪廻」と「有頂天ホテル」を観たよ〜。

1月27日は、この日で上映が終わってしまうということで清水崇のホラー映画「輪廻」を友達と観にいってきました。怖い場面はあんまりなかったけど、脚本がよく出来ていて、見終わったあと顔見合わせて面白かった〜と思わず声が揃ってしまいましたよ。さらに昨…

今年映画館で観た全映画リスト

●日本映画23本 「インストール」(感想 id:chori:20050121) 「レイクサイド マーダーケース」(id:chori:20050128) 「犬猫」(id:chori:20050210) 「バッチギ!」 「カナリア」(id:chori:20050421) 「電車男」 「ニライカナイからの手紙」(id:chori:20050610) …

「TAKESHIS'」(ねたばれあるかも)

一部で難解とか、わけわからないとかいう評判をきく北野武の新作『TAKESHIS'』を観て来ました。前作『座頭市』が封切り当時は超満員だったのに対し、今回はガラガラ。なんだか難しそう、失敗作らしいなんてうわさが広がってるせいでしょうか??でもね、今作…

「トゥルーへの手紙」(http://www.alettertotrue.com/)

「ピーへの手紙」 私はピーに手紙を書こうと思う。セキセイインコに手紙なんて変だと思われるだろうけど、彼はうちに来てまだ5年目の幸せの青いインコなんだ。一見癒し系だけど、本当は卑しい系で、IYASHIKEIとうって嫌死刑と変換されるうちのPCは病んでると…

メゾン・ド・ヒミコ」

こちらの方はほとんど完璧ともいうべき仕上がりになっている。役者も完璧。オダギリジョーがこんなにいいとは。この作品に関しては、tarchinさんの「さぼりいのこりしらけどり」の9月21日の日記(id:tarchin:20050921)の文章が非常に素晴らしくこちらはそれ…

「タッチ」

ラストの甲子園行きを賭けた決勝戦の描き方は多分、漫画(アニメ)を原作にした作品としてはこれが妥当なんだろう。寧ろ正しいともいえる。でも、やっぱり、同じ長澤まさみが出演した作品「ロボコン」の決勝戦とどうしても比べたくなる。なるべくカメラを割…

「サマータイムマシーン・ブルース」

「サマータイムマシン・ブルース」を観に梅田リーブルへ。クーラーのリモコン持参の人は1000円でご鑑賞いただけますとのことなので、リモコンを持って行った。でもこういうのってなんだか恥ずかしいね。よくテレビの番組でお店の紹介があったりしたときに、…

「樹の海」(ネタバレ注意)

自殺した人、自殺を決意した人、ヤクザに半殺しにされ置き去りにされた人、自殺者の供養に訪れた人、自殺志願者からの連絡をうけ、入り込んだ人、様々な人が富士山ろくに広がる“青木ヶ原樹海”に足を踏み入れる。“生と死”をテーマにした4つのエピソードが交…

シネマダイスキ

ユニークな作品選択で知られる読売テレビの深夜放送「シネマダイスキ」。第65集の今回の特集は、「嵐を呼ぶわくわくお宝ムービーズ」という冒険活劇ものを集めたもの。今催されてるイベント「わくわく宝島」に連動する形か!? でもって、今日のラインナッ…

「ハービー 機械仕掛けのキューピッド」(完全にネタバレしてますのでご注意ください)

スクラップ寸前だったおんぼろフォルクスワーゲンが、名ドライバーである可愛い女の子の運転で、でっかいレースに出て、強豪レーシングカーと競いあうことに! 妻の死後、娘を男手ひとつで育てた親父さんは奥さんをなくしているために、娘をレーサーにはした…

「50回目のファーストキス」

梅田ブルクにて。「ウェディング・シンガー」のアダム・サンドラー、ドリュー・バリモアコンビが再び組んだロマンチック・コメディー。ポール・トーマス・アンダーソン監督の「パンチドランク・ラブ」で、愛する女性のために何もかも放り出して、ハワイに飛…

「ベルリン、僕らの革命」(酷評してます。さらにラストに言及しています!!)

梅田ガーデンシネマにて。貧富の差が激しくなった消費社会に疑問を持った若者たちのグループが、発展途上国の子供たちが犠牲になって作られているブランド品の不買運動を行っている。そのメンバーに所属する2人、ヤンとピーターは15年来の親友同士。彼らはそ…

「最後の恋のはじめ方」

可もなく、不可もなくのロマンチックコメディ。どうして作り手が狙っただろう小洒落た名作にならなかったのだろうか?気の利いた台詞がないからか? 配役に問題でも?(ウイル・スミスはかっこかわいかったけどな〜)、う〜ん、よくわかりません。一箇所とて…

「ライフ・アクアティック」

これほどまでにも観ながら、にこにこと頬が緩んでくる映画はなかった。今はとにかくこの作品を絶賛したい気持ちで一杯!「天才マックスの世界」('98日本ではビデオスルー)、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」('01)に続くウェス・アンダーソン監督の最新作…

「ニライカナイからの手紙」(完全ねたばれしてますので、まだ観てない方はご遠慮ください)

作品自体たいしたことないだろう、ただ、先日みた「トップランナー」の蒼井優の映画愛に溢れる姿に敬意を払うためにということで行ってきました。予想どおり、前半のいかにもな泣かせシーンに、警戒感を持ってしまった私は、そもそもこの物語の軸になる設定…