ウオーターボーイズサイドストーリー

以前から、映画「ウオーターボーイズ」にサイドストーリーがあるということを聞いて、みてみたいものだと思っていたのだが、日本映画専門チャンネルで「ウオーターボーイズ」本編に続き放送されているのに気付き念願かなって観賞。なんと5編もあった。
 「チェリーとスイカ」は、桜木女子校の生徒会の3人の女の子たちのエピソードを描いた矢口史靖監督作品。監督の短編映画集「ワンピース」と同じく、川原のシーンはワンシーンで撮られていて、本編では“真面目なめがね娘”だった3人のお茶目な面が描かれている。この作品がお笑い系で、あとは、青春ものあり、シュールありと、短編ならではのバラエティに富んだ面白さ、とくに好きなのは、山口晃ニ監督の「ワンモアチャンス」。メインキャラでない、ウオーターボーイズのうち、元体操部員を主人公にして、三年の夏の大会が終わって、クラブを引退した四人のちょっと微妙な心の流れが描かれていてよかった!
にしても、妻夫木聡扮する鈴木って、ほんと駄目なやつだったのね(第二話)。