金閣寺

金閣寺清水寺に行ってきた。
祖母の家が金閣寺から数分のところにあったせいで、私は子供のころは、しょっちゅう金閣寺に行っていたものだが、くるのは何十年ぶりだろうか。
その祖母の家は、今は個人医院が建っていて、隣の料亭もマンションにかわっていた。道路を隔てた向かいの金閣寺湯とその横の食堂がまだ健在だったのは嬉しいかぎり。
清水寺はとにかく暑かった!
今回、一番面白かったのは、金閣寺の絵馬! 一休さんの顔の輪郭だけの絵馬があって、皆思い思いに顔を描いているんだけど、もうこれが狙ってるとしか思えないような笑えるものばかりで、星一徹か、北斗の拳か、みたいな迫力満点のものもあり、そこに書かれている願いも、それぞれにユニークで、自分の言葉で書かれていて、その独創性に関心してしまった。
絵馬っていうのは、もっと真面目で、形式ばったものというイメージがあったけれど(勿論真面目な願いも多い)形にとらわれないっていいなと思った。そしてその願いの一つ一つは、きっと真剣なものなんだろう。