ごっちん主演2時間ドラマ

ちょっと話題に出遅れた感ありありですが…ごっちん日本テレビ系特別ドラマ「松本清張スペシャル『指』」(2月放送予定)に主演することが決まったそうですね。
●(サンスポ) http://www.sanspo.com/geino/top/gt200512/gt2005121402.html
ちょうどこのニュースが出る前日、私はある友人と話をしていました。「『白夜行』がドラマ化されるの知ってる?」、私が東野圭吾のミステリー『白夜行』が大好きということを知っている友人が訊きました。知らいでか!実は私はず〜〜と、この原作が映像化されるときは、ヒロインは後藤真希で!と主張し続けていたので、今回のドラマに主演することが決定しているセカチューコンビにはなんの恨みもないものの、やはり、無念である、と返答しました。
なぜ、ごっちんが『白夜行』のヒロインに相応しいのか??
その理由(1) 出番が少ないわりに強烈なインパクトを残すヒロイン=歌手としてのスケジュールが忙しい中でもこなせる役柄(と、スケジュールのことまで考慮している私)、&その少ない出番の中でごっちんなら十分なインパクトを残せる。
その理由(2) わけあり、陰のある、謎めいている、という役柄は過去にもなかなかの演技をみせていてごっちんの独壇場。
その理由(3) まだ幼い中学生時代から、やがて成功して華やかに振舞う30代初めの女性を一人で演じられるのは後藤真希しかいない!
さて、そんなことをちょうど考えていたときに、今回の報道。とにかく「禁断の“レズ三角関係”ドラマ」というふれこみが強烈で、興味もそっちの方にいってしまいそうですが、サンスポの記事でみかけたこのドラマのプロデューサーの発言に注目してみてください。

前田プロデューサーは「上京したばかりのあか抜けない設定からトップになる設定まで後藤さんのいろいろな面が一気に見られる。それをどう演じていくか、女性同士の駆け引きが勝負だと思う」と期待を寄せている。

これ! “『白夜行』にごっちんを”のその理由(3)と重なります! デビューの頃から大人っぽい、大人っぽいと言われていたごっちんですが、ご存知の通り、ものすごくお子様な面も多々あり、二十歳になっても時おり、とてもあどけない表情をみせてくれます。まだ幼さの残るおさげの中学生役も当然出来るでしょう。さらに、30代の女ざかりの貫禄ある役もごっちんならこなせるでしょう。子役や大人の俳優を使わなくてもごっちんならこの女性を一人で演じることが出来るはず、そう考えたのです。ですので、この『指』における、垢抜けない新人時代から、のしあがって成功した女性までを演じるというのは物凄く適役だなと。見てみたい!!と私はニュースを見るや俄然興奮してしまったのでした。

ごっちんは今はまだ自分の女優業に対しては、ちょうど自分がモーニング娘。にはいったばかりのころのように、慣れないまま与えられることをこなすことで精一杯という気持ちでいるのかもしれません。まだ欲が出てくる段階にはいたってないかもしれない。それが、来年の抱負を聞かれて「歌に始って歌に終わる一年にしたい」という発言となって表れているようにも思えます。でも、この経験は、必ず歌手後藤真希につながっていくはずです。楽しみに待ちたいと思います。

で、『白夜行』は映画版での主演を待つことにして(笑)、もう一つ、柴崎友香の「青空感傷ツアー」(河出文庫)に出てくる音生(ねお)という女の子をごっちんに演じてもらいたい。
「千秋が連れてきたその女の子の完璧な外見と16歳という年齢に、みんな大騒ぎして、きれいな上に人懐っこい音生に、誰もがすぐ夢中になった」
さらに、主人公(♀)は数年ぶりに音生に出会い、一緒に2人で旅行することになる。音生は21歳。大阪弁にも挑戦できますし、是非是非、音生はごっちんで、監督は行定勲で映画化してください!
お正月ハロコン、エルダーチケット到着!