MBSラジオドラマ/ハロー!プロジェクト・ラジオドラマ企画「アルバムの町」(12月11日放送)

深夜、ハロプロのラジオドラマ「アルバムの町」を聴きました。松浦亜弥後藤真希が恋人同士(ごっちんが男役)を演じるというもので、ほんわかとした暖かい作品に仕上がっていました。あやごまの(主にあややの)ミディアムナンバーの楽曲からストーリーが紡ぎだされたイメージドラマという印象で、あやや扮する深雪が恋人の俊介(後藤真希)を連れて故郷の町を訪ねるところから物語は始ります。結婚することが決まったら婚約者を生まれ育った田舎に連れて行く。なぜだか知らないけどそれを心に決めていた深雪。田舎行きの過程でそれがある人物との約束だったことを深雪は思い出していきます。
渡良瀬橋」という楽曲の背景をあれこれ想像しつつ、またあややの出身地である姫路周辺の風景などもあれこれ回想しつつ、ドラマの舞台となる“田舎”を思い浮かべながら聴きました。あややは、ナレーションでの標準語とセリフでの関西弁をとても巧に使い分けて、ちょっとおしゃべりで可愛い女の子を素敵に表現していて、ごっちんは、これまでごっちんが演じてきた男性(「ハロモニ」における文麿様や、ミュージカルの後藤主任など)と比べるとよりごっちんの素に近いような優しい印象の男性を演じていました。最近、急速に仲良くなったあややごっちん、その背景があるから余計、ドラマの中のこのカップルが愛しく感じられました。これがちょっと前だったら、2人はうまく雰囲気を作って演じたでしょうけど聴くほうはどこか居心地の悪さというか、照れくさい感じを持ったかもかもしれません。そういう意味でもとてもタイムリーな企画ですね。
それにしても、ごっちんの男役って私、本当に好きでして、そもそも本格的にヲタになったのも、「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」での男役なちごまハイタッチをみたのが直接のきっかけなのです。私は基本的に男性から「おまえ」と呼ばれるのが嫌いなんですけど、“俊ちゃん”からなら罵倒されてもOKですよ!え?おまえの話なんか聞きたくない?失礼しました…。
で、このラジオドラマ、あやごま以外に、カントリー娘。みうなと、前田有紀さんが出ているのですが、この2人の関西弁が完璧なんです!一点のへんなとこもないんです。え?この方たちって関西出身じゃないよな〜、どうしてこんな上手に話せるんだろう、と聴いてる間ずっと感嘆してました。テレビドラマや、アニメでは、なんじゃこりゃ!というへたくそな関西弁がとびかっていて、聴くたびに、違う!イントネーションがなってない!と非常に残念に思うことがあります。 とりわけ、2時間ドラマのサスペンスものに出てくる京都の芸者さんとかのへたくそ極まりない京都弁がブラウン管から流れ出すと、おどりゃ〜!とテレビにハイキックを加えてやりたくなるのですが、みうな前田有紀さんの関西弁はそりゃあ気持ちのよいものでした。ドラマの終わりに出演者からのコメントが流れるのですが、その際、前田さんは、高知県出身なので関西弁には言葉が近いところがあるから、と述べられていました。とはいえ、やはり、高知弁(土佐弁?)と関西弁ではイントネーションに随分違いがあるので、かなりがんばって勉強されたんだと思います。みうなは、大阪出身の美勇伝岡田唯さんに電話して、セリフの一つ一つについて関西弁の指導をしてもらったそうです。彼女たちのこのがんばりが、このラジオドラマをより豊かなものに押し上げたといってもいいんじゃないでしょうか! ごっちんも関西弁は好きなのでちょっとやってみたいということをコメントしてました。常日ごろから、ごっちんは関西弁の才能があると思っているので、是非是非実現してください(噂によると韓国語もほめられたとか。こういう点は本当に器用ですよね)
ラスト、あやごまの「渡良瀬橋」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 
http://mbs1179.com/info/dorama.html(次回も面白そうですな)