懐かしのミュージックテープ(2)

山瀬まみ「親指姫」
たまたま土曜日に「ブロードキャスター」をなにげなく観ていたら、山瀬まみが目にはいって、そういえば、この間大量に見つかったミュージックテープの中に、「親指姫」をダビングしたものがあったなと思って、聴いてみた。・・・!これって、・・・実験作というか、まあ、実にエキセントリックな一枚じゃないですか。聞き覚えのある一曲目の「ゴオ!」は、山瀬まみのぶっとい迫力あるボーカルに驚きつつ、メロディーはかなり感動的にポップ!さらにまるで武満徹の不気味な現代音楽かい!みたいなイントロから始まる「かわいいルーシー」といい、アレンジが皆こりまくっていて、物凄く面白い音が集まっている。山瀬まみっていう人が、当時、どういう立ち位置にいたのかよく知らないけど、一応アイドルだったという記憶があるのだが・・。これは結構意図的に斬新なことをやり続けていた小泉今日子もびっくりの画期的アルバムでは?
稲垣潤一「P.S抱きしめたい」
日本の80年代ポップスを集めたCDボックスのCMがえんえんとTVで流れていたので、そういえば稲垣潤一のテープもあったなと取り出して聴いてみた。一曲目の「夏のクラクション」とか、ムードたっぷりの曲がズラ〜〜。恋人たちが一緒に聴くにはうってつけのムードポップス。というか、別にそれほど好きでもない同士がこの曲聴いて勘違いしてカップルになってしまうというような現象を多数巻き起こしたであろう作品群。ん?よくみると、手書きタイトルの文字が自分のと違う。どうやら誰かにもらったテープであるらしい。・・・が、ま〜ったく記憶にない。全然思い出せない。もらったということすら記憶にない。字の感じを見たら女文字のような気がするが・・・。
まあ、どっちにしろ、なにかロマンチックなドラマがそこに見え隠れするってことは一切〜!なさそうです。トホホ・・・。