M-1グランプリ

CS放送スカイ・Aで敗者復活戦の模様が放映されているというので、年賀状の版下を作りながら(遅!)、夕方まで見る。いきなり番組の始めで去年は決勝に進出した「りあるキッズ」の安田くんが、「あぐらをかいている(今年の決勝進出)8組に思い知らせてやる」といった威勢のいいことを顔に似合わず言っていた。彼は結構、意外とこういう発言をする人で、でもいやみがないところが素敵。
12時から5時近くまで観た中で、面白かったのが「磁石」「キャン×キャン」「オリエンタルラジオ」「ビッキーズ」「ジャリズム」「チュートリアル」「麒麟」そして、ラストの「りあるキッズ」。とくに、あとの5組は、どのコンビが決勝進出してもおかしくないくらいレベルの高いものだった。「りあるキッズ」もいつもよりもパワフルなネタを持ってきて長田のつっこみがさえまくっていたので、期待したんだけど。結果としては、「麒麟」が敗者復活として、本戦に望むことになり、決勝までいってしまうわけで、去年の「アンタッチャブル」と同じく、この敗者復活戦を勝ち抜くことはかなりの自信になるだろうから、本戦の方も堂々とした出来だった。一度負けたものの強みともいうか。グランプリ最有力と言われていた「笑い飯」のまさかの失敗とは対象的でもあった。それにしても選ばれた「麒麟」と、わずか一票さで敗れたコンビってなんだろう?気になるな〜。あと、敗者復活戦を見ていて思ったのは、4人ぼけ、1人つっこみの「ザ・プラン9」をはじめ、「オレオレ詐欺」ネタがとても多かったこと。どれも結構面白いんだけど、また「オレオレ」か〜ってなってくるので、ネタ選びも大変だな。「アンタッチャブル」はどちらのネタも面白かった。
最後に「オリエンタルラジオ」っていうコンビは、今回始めて見たのだが、リズムをきざんで踊りながら、突拍子もないネタを投げてくるのに思わず、ひきこまれて笑ってしまった。「423者面談」「親と先生とその他応援団」。いや、ま、こんなとこにちょろっとネタ書き出しても面白くもなんともないんだけど、なぜに423? とりあえず、要注目。