「ジャッピー!」創刊20号おめでとうございます!!

“もはや誰にも止められない映画の雑誌”「ジャッピー」の20号を編集長の若井さんから送っていただく。いわゆる商業誌とは違うんだけど、地方小出版流通センターにて全国の書店に配本、積極的に発行を続けている映画雑誌で、創刊14年でついに20号を迎えたとのこと。いやあ〜凄いわ〜。創刊号から振り返ったスタッフ座談会がのってるんだけど、この雑誌もやはり、“本の雑誌”みたいな映画の雑誌を作りたい で始まったんだな〜。そうやってミニコミを作る人は多いけど、ここまで続いているのはそうないのではないだろうか。この雑誌は、いわば、“本の雑誌”に一度は憧れて雑誌作りをした事のある人たちの期待の星ともいえるのではないか!?
毎回、豪華な映画人のインタビューが見ものの一つで、今回は、「映画人生50年」の石橋蓮司氏のロングインタビューを掲載。他にも「世界で一番日本映画を観ている男」快楽亭ブラック氏のインタビューも読み応えあり(氏のコラムを読みたくて、ずっと「TV taro」を購読していたけど、ハローにかぶれてからは、すっかり「ザ・テレビジョン」、そして昨日から「TVガイド」派になってしまっておりますが)。『犬猫』の井口奈己監督インタビュー、あと黒川智花ちゃんのインタビューもあるぞ〜。
インタビューだけでなく、映画に関する膨大なコラムもぎっしり詰まっている。恥ずかしながら、編集長さまのご好意でわたくしもいくつか拙文を書かせていただいてます。そのうちの一つが、「映画にとり憑かれた人々」という特集の中に“『バウンスkoGALS』に恋した女。”というタイトルで掲載していただいたものなんですが、今から5年前に自分が作ったミニコミ誌「バウンスkoGALS読本」について書かせてもらってます。この原稿、つい最近書いたばかりなのに、今回読んでみて、「ファンが語る99の後藤真希」とほとんど同じコンセプトっていうのか、本の内容は全然違うんだけど、しかも「バウンス」の方は、まったく売れなかった本だったんですけど、同じことを言ってるなあと思ってしまいました。この5年前に出したミニコミ誌を思い出していただいて原稿を書かせていただいたこと、感謝しています!
最後は自分の話しにすり替ってしまいましたが、『ジャッピー!20号』に興味のある方は、以下のURLにアクセスしてみてください。映画に興味のある方は是非ご一読を!
「JAPPY!@WEB」http://hello.to/jappy/