上戸彩「愛のために」を勝手に検証

我が家には上戸彩関係のビデオ、CD−ROM,CDなどがまるで上戸ヲタの方の部屋並にそろっている。上戸研究をしなさいと命じられたら、いますぐにでもできるくらい資料には困らない。というのも、上戸ヲタの友人のMILKさんが、定期的に貴重な映像を編集して送ってくださるからだ。たま〜に私も、ごっちんのCDを送らせてもらっていて、異業種交流ならぬ、異アイドルヲタ交流(なんじゃそりゃ)をさせてもらっている。
 「エースをねらえ!」のエンディングテーマ曲「愛のために」のセールスが好調らしい。「エースをねらえ!」効果も大きいだろうけど、今回はこれまでの楽曲とちょっと雰囲気を変えてきたのがよかったんじゃないだろうか。これまでの楽曲は、わたしはそこいらのアイドルと違って、ふりふりの服も着ないし、80年代風の歌も歌わないわというコンセプトで(あの〜勿論彩ちゃんが言ったというのではなくて、あくまでもスタッフの考え方です)、今、J−POPの女性ボーカリストの主流的な楽曲が多かったのだが、それが、上戸彩にあっているかというと、ちょっと疑問ではあった。しかめっつらで大声をはりあげるような歌い方ばかりでなく、もっと元気なCMで出しているような雰囲気が出せないのか。かといって、今更、王道アイドル路線を歌うのもなと思われた矢先の今回の曲、なるほど、この手があったか。
 Aメロの軽快なテンポも非常によいのだが、ポイントはやっぱりさびの部分である。最初聴いた時、ん?これは175Rかと一瞬思った。そう、175Rの歌といってもいいくらい、いわゆる青春ロックバンド調の曲に仕上がっているのだ。アイドルが青春ロックバンドふうの歌を歌う。これって、意外とだれもやってないんじゃないの?
 まじで紅白出場もあるのではなかろうか。大河ドラマもあることですし。予想曲「贈る言葉」(NHKも去年の失敗に気づいてくれればこういう選曲は無いと思われるが)。