「バカの壁」

話題の「バカの壁」(養老孟司/新潮社)を購入。
“「話せばわかる」なんて大うそ”というコピーと、本を読んで“救われた”という読者の感想が載った 新聞広告を見て、“話してもわからないバカから救われる方法” が書いてあるのかと勝手に解釈して読んでみたのだが、 どこにもそんなこと書いてない! 何が書かれているかというと、“人間は変化しつづけている”とか、“人間の脳は高級じゃない、要するに計算機”とかまあそんなことらしい。 らしい、と書いたのは、私、なにか今ひとつ、ここで書かれている文章を理解できなかったからで、つまり、読んでてよく分からなくて頭に入ってこなかったからである。 ヲタクの定義とか、“何かの能力に秀でている人の場合、別の何かが欠如している”という面白いフレーズもあるけど、後はう〜ん、なんかよくわからん! ちなみに何かから救われたいなら「美川べるのの青春ばくはつ劇場」(講談社)という四コママンガ集を読んでみよう。 あまりにもアホらしい笑いに何もかも忘れられる! 「バカの壁」を読んでわかったこと、“自分はバカである”。