モーニング娘。「レインボー7」

ひょえ〜!楽しい〜〜〜! モーニング娘。の7枚目のアルバム「レインボー7」は実に勢いのある、お楽しみ袋のようなわくわく感に溢れた作品に仕上がっていました。一曲目の「HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜」はなぜに突然日本PR? 美勇伝の「カッチョイイゼ!JAPAN」の姉妹編かと意表をつく歌詞なのですが、AKIRA編曲のメロディーが、そんな疑問もふっとばしてくれるほどカッチョよくて、ここでのれたらもうジェットコースターののりで、楽しめること間違いありません(それにしても“でっか”とか“カッチョイイゼ”なんていうつんく♂語ワールドのこそばゆくムズかゆい感じといったら!)。ユニゾンが爽やかで力強い「青空がいつまでも続くような未来であれ!」、歌い手の声の美しさが際立つメロウな「無色透明なままで」、ファンキーなリズムとサビの部分の押したり引いたりみたいに揺れ動くメロディーが独特の「パープルウインド」とかアルバム曲がどれもこれも傑作揃いです。中でも6曲目の「レインボーピンク/重ピンクこはっピンク」は、傍で聴いていた某家族(非ヲタ)が、次第に眉間にしわをよせて怒り出したくらいインパクトのある作品なのですが、これ、歌の方はお洒落心に満ちた名曲ですよね。
食べ物持ち寄りのパーティーが開かれていたとしましょう。道重、久住コンビがはいってきて、吉澤さんに紙包みを渡します。「2人ともその上下ピンクの服、どうにかならないの?ってか、げ!おにぎりまでピンクかよ!」「桜でんぷんをさがすのってケッコウ苦労したんですよ」「スーパー三軒回りました」「回らなくっていいっつ〜の!これは道重と久住2人で処理して!」「え〜!なんでですか〜」「食べてくださいよ〜」みたいなww
そんなまさにアルバム全体が七色のおばんざい(!!??ちょっと違うか…)のごときパーティーが繰り広げられているような、そんな充実感なのです。
これはライブも楽しくなるでしょうね〜。うわ〜、チケットとってないわぁ…