一泊二日で実家に帰った。この春にリフォームして、なんだか随分立派な家になって、今自分の住んでるところの100倍くらい綺麗なうちになっていた。建物が幾分大きくなった分、ちょっと狭くなった庭を見て、ボーっとしていたのだが、ふっとあるべきものがないのに気付いた。「あの、物置はどうしたの?」「処分したよ」「え?中身は?」「捨てた」
ガ〜〜ン!その中には私が80年代にせっせとコレクションした当時の少女マンガのコミックス(秋本尚美の「ポンポンダリアの春」とか河あきらの「いらかの波」とか)や、「OUT」とか、「ハッピーエンド通信」とかのマイナー商業誌とか、多分宮崎アニメ関連のアニメージュとか、「FILM1/24」バックナンバーとか、各種ミニコミ誌とか、きっとサブカル系のコレクターなら泣いて喜ぶような(ある意味)お宝が、収納されていたのだ〜!なんてこったい! 唯一の救いは、あまりにも長くほったらかしにしていたので、実際どんなものが残されていたかきちんと把握していなかったためにその損失の大きさが今いちわからないということだ・・・・。