chori2004-11-04

やらなければいけないことが一杯あるのに、必死で「デスノート」4巻を読んでいました。面白すぎるから! 
今日は、朝起きてスポニチを見たらごっちんの写真がどんと載っていました。なかなか良い写真で、朝からにこにこ。テレビの朝のワイドショーの芸能コーナーでもごっちんの東京中野サンプラザの公演の様子が放映されていました。同時に新曲「さよなら「友達にはなりたくないの」」にも触れられて、サビの部分が流れていましたが、こうやってきくとアレンジも良い感じで、改めて良曲だと思えました。
結局この秋コンは自分は一公演(大阪公演昼の部)のみの参加となってしまい、その進化する様子を観る事ができなかったのはとても残念なのですが、逆にいえば一公演でも充分満足できるコンサであったともいえます(この一文には多少、遠征できないことを自分に納得させるという意味合いも含んではいるのですが)。まだ感想を書いていなかったので、ここに簡単に記しておこうと思います。ラストの桐生公演が初参加になる方には、以下はねたばれとなりますので、お読みにならないようお願いいたします。
テーマが「和」ということは、ツアー前にごっちんが話していた時点では、もうちょっと風流なものを連想していたのですが、チャンバラっときて、「おおおお〜」と驚きと喜びで打ち震えてしまいました。DVDパンフレットの中にも、ファンにとったアンケートの回答を紹介するコーナーがあり、ごっちんに演じて欲しいものの一位が「格闘家」という結果が出ていたのですが、ごっちんは結果を聞いてびっくりしていたけれど、確かにファンからすると戦う後藤真希っていうのを見たいというのはあるんです。だから、ごっちんが隠密剣士だなんて、大歓迎だし、面白すぎるわけで、その遊び心と確かなパフォーマンスが見事に融合した楽しめるライブになっていました。一言で表現すれば「稚気と覇気に満ちた」という感じかな。間にはさまれる映画もやってくれるわいとにたついてしまう出来。こう言うコンセプトで、何も「和」じゃなくてもいいんですが、アルバムとか出来ないですかね。終了したコンサをおさらいするようなアルバムは「②ペイント イット ゴールド」だけにしていただいて、是非次は、それをもとに行われるGM05Sを大期待させるようなものを作っていただきたい。物つくりの基本に戻って欲しいのです。
と、話しが脱線しましたが、春コン、秋コンとゲストが稲葉さんで、二人で太陽とシスコムーンT&Cボンバー)の楽曲を歌うんですが、この太陽とシスコムーンの楽曲の世界が、今のごっちんには、とても似合っていると思いました。モーニング娘。の昔の曲を歌うよりもずっと、今のごっちんワールドに近い気がします。
 2003年の春コン、秋コンの最大の見せ場であった「LIKE A GAME」に、殺陣などショー的な要素をみせてきて、試みは面白いながらも、意外にさらっと流したなという印象を与えた後、一曲はさんでの「DANCE DANCE DANCE」。今回のテレビでの扱いもここの和太鼓が大きく取り上げられていましたが、見事な演出としかいいようがありません。そもそも、春コンから秋コンにかけて、「DANCE DANCE DANCE」がはいってくるかなというのはある程度考えられたのですが、イントロがかかっておお〜やるのかあ、と思ったら、あの和太鼓ですよ。この曲って、今年のつんく♂作品の中でもかなりクオリティが高い部類にはいると思うんですが、ミュージカルの曲としてのイメージが強すぎて、一つの楽曲として正当に評価されることはなかったと思います。でも、そのイメージを一層する演出で、一つの後藤真希の楽曲として見事に開花した。その演出の巧さにうならされました。
ここまで、コンセプトとか演出とかそういうものにばかり言及していますが、勿論、後藤真希の実力が伴っていなければそれはただの企画倒れになってしまいます。しかし、ごっちんは自分に与えられた場所で軽々と飛躍し、嬉々とそして、隆々と歌い上げ、見事なステージを作っていました。春コンの過酷とまで言われた51公演をやり遂げて、彼女は確実にスキルアップし、成長していました。堂々としたステージング、そのキュートさは一段と輝きを増し、かっこかわいいパフォーマンスは心の奥底にまで響いてきました。今回初めて「手握」の、ための「ありがとう〜〜」が聞けましたが、あれは感動するわなあ〜。
ところで、「銀魂」(空知英秋/ジャンプコミック)の中に出てくる「お通ちゃん」が「あゝ真希の調べ」のごっちんを連想させるんですけど・・・。