『キリンジ SINGLES BEST〜Archives〜』Warner Music Japan/ORGANON

キリンジ監修によるワーナー時代の傑作シングルを中心にセレクトした、キリンジ初のベスト盤。 買うかどうか迷ってたんだけど、初回限定のデラックス盤の特典に目がくらみ(PV四曲収録のDVDとボーナストラック)、結局購入。で、今ヘビーローテーション中。DVDの方は、雨は毛布のように/Drifter/ムラサキ☆サンセット/鋼鉄の馬 というラインナップで、こうしてみるとやっぱり「Drifter」あたりから、いわゆるアートワークが凄くかっこよくなったのだと再確認。その前の「雨は毛布のように」は、一見オシャレなのだが、女性が雨で濡れた屋上で毛布もって踊るという実にベタな作品で、毛布じゃなくてシーツにしてあげてくださいという感じだったし、「グッデイ・グッバイ」もこの名曲をおとしめるような演出の間の悪さを感じさせるPVで、でもそのアートワークのだささが、また魅力的でもあったのだ。でもまあ、とにかくセンスのいい「Drifter」のあとに、「鋼鉄の馬」でまたまたベタな(堀込兄弟が小人になって出てきます)展開をやってもくれているので、この路線を忘れずに時々やって下さい。
 ワーナー時代の個人的ベスト10を上げておきます。
「3」の楽曲は、はずせないものが多いんだけど! 収録アルバムは、「ペイパードライヴアーズミュージック」→1 「47’45”」→2、「3」→3、「Fine」→4、「OMNIBUS」→5、で、作詞作曲、堀込泰行→(Y),堀込高樹→(T)と分類しています。 ではまいりましょう! 1位「Drifter」4、T, 2位「グッディ・グッバイ」3作詞Y,作曲キリンジ、(以下順位つけられず)「双子座グラフィティ」1、Y,「野良の虹」1、T,「恋の祭典」2、Y,「エイリアンズ」3、Y,「君の腕に抱かれたい」3、T,「フェイバリット」4、Y,「宇宙のトンネル」5、作曲T,「風を撃て」1、Y