[ラジオ書き起こし]MBS「ヤングタウン」(6月5日分書き起こし後編)[2週遅れです]

出演:明石家さんま 村上ショージ 玉井健二 後藤真希 柴田あゆみ
【前編は、id:chori:20040612参照、また、さんまさんのNY土産話は、id:chori:20040517の書き起こしを参照してください。】
(前略のコーナー、男装、女装の話から、さんまさんが、女装すると女というものはなんて邪魔くさいことばかりしなくてはならないのかと思うという話になって・・・)
後藤:いやでもうちら(ストッキング)履かないですね。 柴田:はかないですね。
さんま:あ、そうか、君らはだいたい普段Gパンとかあんなんやから。 後藤:そうですね。
ショージ:ストッキングはかないの? 柴田、後藤:履かない。
さんま:生足がはやった世代ですからね。邪魔くさいよ〜。
後藤:でもたしかに、仕度するのはめんどくさいなと思う時がある。
さんま:君らも恋して、スカートで、ストッキングで、青年実業家なんかと恋して食事行くとなると、そんな格好していかなあかんわけやね。
後藤:そうなんですか?
さんま:そりゃそうや! Gパンで、こんな今みたいな安物の服着てやな、
後藤:安ものとかいって!(笑) 柴田:(笑) ショージ:高いでしょ?これ?
さんま:どうせ、安もんや。こんなの。な〜、たいした額やないわな。こんなTシャツとか。
柴田:これ、でも高かったですよ。 さんま:そんなん! 
柴田:このパンツも高かったんですよ。 ショージ:なんぼやったん? ちなみに。 柴田:2万ちょっとしました。 ショージ:うわ!
後藤:結構でも、みんな何気に最近の服ってね、高いんですよ!
ショージ:俺、これジャージ、こないだ6千なんぼで、結構悩んだからね。どうしよ、もう一軒違う店行ったほうがいいかな、とか。 一同:(笑)
さんま:古着なんてものは、びっくりするよ。 玉井:高いですよ。
後藤:なんでこんなにするんだろうと思っちゃう。
さんま:そう、アメリカの古着屋でびっくりしたからね。 とんでもない高いの買わされましたから。ミッキーマウスの絵がはいってるだけで、10何万やからね。 
後藤:それは高いですよ!
さんま:なんかあれでしょ? そういうキャラクターがはいってるからでしょ?
玉井:ヴィンテージやったりすると、もっと高い。
ショージ:言ってましたね。NYに行ったら古着みんなに買ってきてて。いいのあったんですか? 楽しみですやん。
さんま:は? お前ははいってない。 ショージ:いやだから、え? 後藤:え? さんま:ゴマキに言うてた?俺? 後藤:なんか さんま:あるよ〜、欲しかったら。 後藤:え? さんま:欲しくないやろ? 古着なんて。 後藤:いや、ほしいですよ。 さんま:ええ!! 後藤:ええ? 
さんま:海兵隊のTシャツとか、向こうの人が、わざわざ俺が日本のコメディアンだというのが、日本人がいて、むこうに連絡いれたら、店に売ってない倉庫の方に行って、もったいないけど、これさんまさん、よかったら選んでください、言うて、すごいとこへ案内されて連れてってもうたのよ。それのTシャツとか手に入ってるよ。 玉井:うわ〜。
さんま:娘とかには、かっこいい、ちょうど娘にピッタリでね。ブルース・スプリングスティーンの'82年から83年のライブの時のTシャツやね。 玉井:ノベルティみたいな、さんま:ノベルティみたいな。 玉井:限定品 さんま:限定品、限定品、玉井:うわ〜〜。
さんま:これは〜とかいうて、女性のかたに言うからちょうど娘にピッタリやって、ミッキーマウスと、値段言うたらやらしいから、この2つはちょっとすごかった。
後藤:で、Tシャツをいっぱい買われたんですか?  さんま:いっぱい買うて。
後藤:スニーカーは? さんま:え? ショージ:言ってましたよ。
さんま:俺、NY行ったかな? 柴田、後藤:(笑)
後藤:前に〜、行くっていってた時に、
さんま:スニーカー、いいのなかってんまじで。
後藤:あ? いいのがなかったんですか。あっ、そういうわけ。
さんま:スニーカーはマジで日本の方がいいわ。 一同:苦笑
柴田:え〜! でも言ってましたよね。さんまさん。 さんま:何を? 
柴田:どんな、赤のなんか、 後藤:そう、なんかシンプルでぇ、 さんま:おお、かっこいいやつやろ? 後藤:そう。 ショージ:なかったんやね。 後藤:なかったん。 さんま:マジで。 ショージ:赤い靴なんて置いてないもん。N.Y。
後藤:なんか、コーヒーのお返しにとか言って、
ショージ:だから、いってないねん。 後藤:あ、ないんですね。
さんま:マジで古着が興味あったら、古着かブレスレットかや。どっちかや。それしかあらへん。
後藤:古着で。
さんま:高いわ!
後藤:なんでですか〜! 自分でも選択肢出したじゃないですか(笑)。
さんま:だって、ゴマキ古着なんか着ないやないか。
後藤:え? 着ますよ。あったら。
さんま:古着のイメージが。柴田の方がTシャツ着てるけどね、よく。
後藤:違います。あったら、着ますけど、あたし家にはTシャツとかあって、たまに着てるんです。
さんま:アホか、あんなもん家で着るな!高いもん、よそ行きや!
後藤:よそ行きに着ますよ。着ますけど、こうやって、ヤンタンに来る時は、一応悩んで〜、で、こいでいいかなって、着てきて、だから、たまたま古着を着て来てないだけ。
さんま:古着もってるのか?
後藤:古着、でも、私、行きますもん、だって、たまに。
さんま:ほんまか?
後藤:ほんまに。でも冬物ですよ。
さんま:俺夏物や。Tシャツやもん。 後藤:そう、だから持ってないです。まだ。
さんま:ひとつね、ブラジルのサッカー選手の、ようするにレイアウトしたTシャツがあるのよ。大昔のブラジル代表の時代の古着やねんけども、名前ははいってないねん。けども、背番号10だけ入ってるTシャツがあるのよ。これもいいみたい。向こうの兄ちゃんが言うにはやね、物凄い値段引いてくれたのよ。(中略)そういうやつやから、Tシャツも高いわけですな。 
後藤:はい(笑)。 さんま:いらんやろ? 後藤:貰います。ください。
さんま:どっちが欲しい? 海兵隊の方か、ブラジル代表のサッカーのTシャツか?
後藤:じゃあ、代表で。
さんま:ええ! それはあかん、それはあかん。
後藤:(笑)な〜〜んで、今、自分でどっちがいいって聞いたから、言ったんじゃないですか!
ショージ:両方とも貰われへんと思うわ。俺の勘では。 後藤:(笑)
玉井:もしここで貰えると決まっても多分ないみたい。そのチャンスは。 後藤:あ〜〜
さんま:もったいないなあ。あげよかな? 考えとくは。
後藤:だって、来週来ますよ。 さんま:けえへんやないか。 後藤:来ますよ。私だけ。
さんま:じゃあ、俺が言うて、変えてもらうよ。 後藤:え? ショージ:(笑) 後藤:(笑)なんでですか〜!
さんま:ゴマキ呼ぶな言うて。
後藤:さっきまではなんか不安定だとか言っといて、自分が不安定にさせてるんじゃないですか!
さんま:だから、一週間考えとく。
後藤:じゃあ、考えてください。
さんま:わかった。サッカーのほうがいいねんな。お前。
後藤:はい、ブラジル代表で。 さんま:かっこいいよ。 後藤:はい(笑)
[ヤン土娘スイーツクッキングのコーナー]
玉井:前回ですね、柴田あゆみちゃんが、是非ともさんまさんにアップルパイを食べさしたいという、
さんま:え! 持ってきた?
柴田:持って来ました。作ってきました。やっぱり女の意地がありますから。
さんま:まあね〜、いやでもそれ、買ってきたやつじゃないやろね?
柴田:あの、生地は買ってますよ。 さんま:あ、そうや言うてたな。
柴田:はい(笑)。でもちゃんとりんごは煮て、シナモンで味付けして、ちゃんと作ってきましたよ。
後藤:凄いおいしそうだった。
さんま:ああ、もうゴマキは余裕やね。 後藤:え?
柴田:いいんです。比べないでください。
後藤:おいしそうだった。
さんま:比べるよ! その前に本人がいるからね。ゴマキのものを食べてしまってるから、俺たちは。どうしても、そりゃ、比べるのがあたりまえや。 柴田:はい。 さんま:そやろ?
柴田:でもいいんです。私には私の味がありますから。
ショージ:柴田の方がおいしかったらどうする?
さんま:柴田がおいしかったら、仕方ないやろ、ゴマキ? 後藤:はい。
さんま:あ! きれいに焼けてるやん!
ショージ:でか!すっごいやん。これ、焼き方うまいね。
後藤:すごいおいしそう。
さんま:見た目はなんぼでも綺麗にできるからね。ようするに味、味。
柴田:でも、ちょっとサクサク感がなさそうな。 ショージ:時間たったらしょーないやろ? 柴田:はいはいはい。
ショージ:時間がたってもサクサク感はあるの?
後藤:ものにもよるけど、これおいしそう。
さんま:見た目はおいしそうや。大事なのは味やからね。いただきましょうか。
後藤:いっただきま〜す。
柴田:どうですか? どうですか? さんまさん、険しい顔しないでください。
さんま:美味しい。 柴田:本当ですか?  ショージ:これ味ついてる?
柴田:えー!ちょっと待って下さい、ちゃんとシナモンとアップルパイと、お砂糖と、(笑)あれ?
後藤:おいしい。 ショージ:これ、醤油味足らんのとちゃう?
柴田:(悲鳴)これ、アップルパイなんですけど、一応、
さんま:あんね〜、シナモンの効果がまったくみえてないですよね。
ショージ:あ、でもちょっときた。
柴田:来ました? あ、場所によるのかな? さんまさんの端っこですよね(笑)。 あ、そういうのじゃないのか。
さんま:でもね、素人が作ったにしては、味で、十分ですよ。 柴田:ほんとですか!
ショージ:ちょっと何か足らないんですよね。
さんま:何もかも足らないですね。 柴田:え〜!
さんま:あっさり味を柴田さんは目指してらっしゃるんでしょうけど、これ、合う人は合うと思う。大人の人は。ただ、ゴマキのアップルパイはね、もうちょっと癖があるんですよ。だからね、食べた感があるの。わかります?俺の言ってること。
柴田:わかります。わかります。
さんま:だからね、もうちょっと甘くしてもええ。そうか、もうちょっと酸っぱくしてもいいし、これはあっさりしてるから、玉井なんかこっちの方が好きかもわからへんけど。
玉井:これ中、りんご?
さんま:アップルパイや言うてるやろ。 柴田:(笑)
さんま:ゴマキゴマキの作ったやつとどう違うか言うてあげろよ。
後藤:私のは、りんごとか、でかく、量が、 柴田:あ〜
さんま:なるほど、もっと量が多い。リンゴが、そこやそこや問題は。
ショージ:味は? 後藤:味はでもおいしい。
さんま:あっさり感があって、好きな人はいると思う。アップルパイとしては物足らん。厳しいこというようやけど。
柴田:はい。大丈夫です。
さんま:今、ゴマキもね、やんわりとりんごの量が違うんじゃないと言ってるから。 玉井:(笑)。
さんま:ほんとは、もうこれで充分っていうはずやけど。
後藤:いや、いや、どう違うって聞かれたから! 柴田:(笑)
さんま:ゴマキ、それ言い過ぎや。
後藤:もう、さんまさん、落としこまないで下さいよ〜。
さんま:お前が落ち込むな。そんなことでな。 後藤:えへへ? さんま:落としこまれないように。俺はね、もうちょっとバターをね。 柴田:バターをぬるんですか?
後藤:女の子が好む味じゃないですか。
さんま:そうやけど、ゴマキ、好んでないんやろ?
後藤:いや、おいしいです。 さんま:リンゴ足らん言ってたやんか。
後藤:どこが違うって言うから、あたしの作ったのとりんごの大きさが違うじゃないですかとは、いいましたよ。 玉井:(笑)
さんま:嬉しいのは柴田、全員が全部食べたいうことやろね。
柴田:はい。嬉しいです。でも、ほんとは、ちょっと焼きたてを ショージ:わかる。 柴田:昨日の夜なので、ちょっと冷めてしまって。
ショージ:でもいけるよ。これ。
さんま:あっさりしてる。食べやすいことは食べやすいよね。 後藤:おいしい。 ショージ:いけるいける。
柴田:いやでも嬉しいですね。なんか食べてもらっておいしいとか、それ以前によりよくしようと思って言って下さるのが凄い嬉しい。
さんま:そうですね。我々はわからへんかったけど、ゴマキはね、りんごが、
後藤:違いますって! 一同:(笑)
後藤:あたしの作ったのとどこが違うんだっていう質問で、じゃありんごの大きさが違うんじゃないですかって言ったら、 玉井:(笑)
さんま:俺らはこれでね、
ショージ:結構、いけるわけです。
後藤:だって、あたし、ぼんぼん言ってないです。自分たちの方が結構ぼんぼん言ってるじゃないですか。 柴田:(笑)
ショージ:現に全部食べたから。
後藤:私も即食べました。多分、一番始めに食べ終わりました。
さんま:普通、礼儀としては、私よりおいしいというのが礼儀やけど、 後藤:え? 玉井、柴田:(笑)
後藤:でも、おいしいですよー! だって、
さんま:りんご足らんいうたやんかりんご。 玉井、柴田:(笑)
後藤:言ってないです!
ショージ:これ、どこのりんご使ったん?
柴田:普通のスーパーですよ?
さんま:それや、その差や。ちゃんとね、ゴマキはね、りんごも選んどんねん。これはマジな話し、アップルパイに合うりんごがあるのよ。
後藤:なんか、前、さんまさんが、あんまし、ちょっと酸味があるぐらいでいいって、
さんま:それで、ゴマキは、それ選んでくれたん? 後藤:はい。
さんま:ほいで、ちゃんとやっぱりこうしてんねん。君、近所の八百屋さんで、パパっとこうてきた、
柴田:そうですね。
さんも:そのへんの違いや。ゴマキなんかちゃんと選んで入れてくれてるから俺はおうたわけやね。 (中略、山形のさくらんぼうなどに話しが飛ぶ)
ショージ:柴田はお菓子はもうこのアップルパイが、結構、
柴田:そうですね。アップルパイは、自分で作れますけど、お母さんと一緒ならシュークリームとか、あと、クッキーは自分で作れます。
ショージ:次、シュークリーム一回いきましょか。
さんま:ま、柴田も時間ないもんね。 ショージ:忙しいもんな。
柴田:いや、でも昨日はがんばりました。
さんま:その苦労は認めますよ。こんだけ、たくさん。まあまあ合格点。ゴマキがね、りんごが足りないって言っただけで、
後藤:違います〜〜って!
柴田:りんごの量ですね。
さんま:ゴマキのえらいのは、俺の好きなりんごをわかってくれてたってことですよ。そこまではまだいってない。
柴田:ちょっとそうですね。
ショージ:僕らも言うだけやからな、僕らもなんか作ってきてから評価されたほうがいいんちゃう? 俺味噌汁作ってくるわ。
柴田、後藤:えへへ?
さんま「ヤンタン」やりながら味噌汁なんて、あんまりすすりたくないから。そうしたら、柴田悪いからお前にブレスレットあげるわ。
柴田:ほんどですか? 後藤:お〜! 
さんま:こんなもん、作ってきたからね。 柴田:ありがとうございます。 ショージ:こんなもん? 柴田:こんなもん?(笑)
さんま:アメリカでね、N.Yではやってる若者にはやってるブレスレットがあるんです。40何種類、意味があって、柴田にはどの動物があたるかわかりませんから、それをあげますよ。 柴田:絶対ですよ。
さんま:こんだけしてくれてんから。この努力は俺らは認めるよ。
ショージ:ゴマキちゃんにもあげてくださいよ。
さんま:ゴマキは・・・。 後藤:え? 
さんま:Tシャツやろ? ゴマキだけ、一週間考えさせてくれ。
玉井:来週はまた作ってきてくれてもいいですよ。
後藤:ああ、いいです。じゃあ、洋梨のチョコパイ作ります。
さんま:しんどいやん。作れるか? そんなの? 後藤:洋梨のチョコパイ作ります。
さんま:いいよ、いいよ、ゴマキ、しんどいから。
後藤:ちゃんと作ります。
さんま:マネージャーとかに、なんであんな約束をするんだよ〜とか、
後藤:大丈夫です。  さんま:時間なかったらいいよ。 後藤:じゃあ、時間あったら作ってきます。
さんま:俺もTシャツ持って来とくけど、君も、チョコパイを出さなかったら、俺もTシャツださへんからね。 一同:(笑)
後藤:はい。わかりました。じゃあ約束で(笑)。
[エンディング]
さんま:さあ、今日は久しぶりにゴマキと柴田さんでしたけど、柴田にしては、長い一日でしたでしょうね。あのアップルパイ
柴田:いや、もう楽しみにしてきたんで。
さんま:前日ね、一生懸命作ってきて、あの今日持ってきてって、ドキドキ感があるわけじゃないですか。
柴田:かなりドキドキしました。
さんま:女の子って、初めて作った料理を男がどう思うかって、凄いドキドキするみたいね。性格にもよるでしょうけど、嘘でもおいしいって言って欲しいというやつでしょ?
柴田:いや、私、ちゃんとはっきり言ってもらいたいほうなんで、
さんま:よかったね、ゴマキの一言がね、そしたら。
後藤:だからあ〜! 玉井:(笑) 後藤:違いますって!
柴田:次はちゃんとりんごの量、多くしてきます。
さんま:アップルパイに合うりんごがあるから。店員に聞いたらわかる。アップルパイはすっぱい系のほうが美味しく仕上がると思うの。あと甘く作るから。あんまり甘いじゃ、そのままになってしまうから。りんごの酸味がちょっと感じたほうが、アップルパイは、俺が思うには美味しい。
柴田:次はりんご多くして、
さんま:安くてまずいりんごじゃなく、おいしくて酸味のあるやつね。非常に難しいんですけども、それが選べるようになってから出直してこいっていう感じですね。
柴田:はい。研究します。(終わり)
(アップルパイが食べたくなってきた・・・。ひたすら突っ込まれる後藤さん)