chori2007-09-05

私が近所のブックフアーストで「ローゼンメイデン」の4巻と5巻と、「涼宮ハルヒの陰謀」「涼宮ハルヒの憤慨」、「デトロイト・メタル・シティー」を買ってきたら、息子が「お母さん、よくそんなの恥ずかしがらずに買えるね〜」とか言うので「あんたが買ってきてってゆったんやないの!」と言い返すと、「だって、恥ずかしいやん、レジに持っていくの」というので、「そんな恥ずかしいものを読まなきゃ良いではないか」と返すと、「お母さんはなんで平気なの?」というので、「そりゃあ、長年、ハロプロのどうしようもない恥ずかしいジャケットをレジに持って行ってるからね、今では何も怖くないわ。まぁ、お母さんぐらいの年になれば、いかにも子どもに頼まれてきました、私自身は何もわかりませんみたいに装うことも出来るからね。CD屋の店員さんも、このおばさんが自分のために後藤真希を買ってるとは思ってないでしょう」、「いや、山本さんにはばれてると思うわ」「お母さんもそう思う」と実にくだらない会話をしていたのであった。ちなみに山本さんはうちの近所のCDショップの店員さんである…念のため。


最近はめっきりハロプロのCDに触れる機会も減ってしまったので、今でもハロプロのCDジャケットが、レジに持っていくのに勇気がいるものであるのかは判断がつきかねるのだが、ここにきて、極私的にハロプロ作品史上、最もレジにもっていくのに勇気が要らないアルバムが近々発売されるのだ!!!

そう、それは、もうみなさんご存知でしょうが、後藤真希4thアルバム「How to use SEXY」の初回生産限定盤のことですよ〜〜。
以前私は、この日記で、顔写真どアップのジャケットは買いにくい!と主張したことがあるのだが、全面的に訂正する。やはり、女性ボーカルのアルバムジャケットは顔どアップよね〜。顔アップせんでどうするの。綺麗な女性の顔はどアップで!!! 


それにしても、何、このクオリティーの高さは?? 噂によるとこのデザインにはごっちん自身の意見が随分ととりいれられているという。黙っていたら、下着姿での撮影とか紐バンとか、わけのわからないことをやらされてしまいそうなので、ついにセルフプロデュースに乗り出したのか。っていうか、どんな世界でもある程度セルフプロデュースできる人だけが生き残っていくのだと思う。
というわけで、今から、近所のCDショップで買う気まんまんである。Amazonで購入する方が安いが、やはり、これは堂々と胸をはってレジに持っていける代物であると思うから、近所のショップで買うのだ(勿論オリコン加盟店で)!!!

さて、先日、今度は娘が「おおきく振りかぶって」の7巻と8巻、「キングダムハーツ?」の2巻が近所の本屋にないから買ってきてくれというので、街に出たついでに某コミック専門店に行ってきた。「キングダムハーツ?」がどこにあるのかわからなかったので、娘が書いたメモをみせて店員さんに聞くと、親切にも走ってとりにいってくれた。ここの店員さんは、よく勉強していてとても親切な人が多い。店員さんは、メモをお返ししますといって会計を始めた。その顔が「お母さんが頼まれてきたんやな〜」という表情をしていたことは言うまでもない。そんな中、ふと前をみると、そこには“ご自由におとりください”と書かれた、少年少女のイラストが描かれている栞がおかれていた。おお、これは「キョン!」、「涼宮ハルヒ」シリーズのキョンではないのか、と手にとると、それは見たこともないライトノベルのキャラクターだった。でもとりあえず、娘に持って帰ってやろうと、いそいそと自分の財布の中に入れていたら、それをみとめた店員さんの態度が微妙に変化したように感じられた。「このおばさんが自分のために買いにきたのか、ふ…」。ち、ちがう、コレは本当に娘に頼まれたんだからね。ほ、ほんとにほんとなんだからね! と声に出さずに心の中で必死で弁明をする私であったが、それが店員さんに伝わるはずもないのであった。
まぁ、「おおきく振りかぶって」は私も読むんだけどね。